ユニオン (労働組合)・合同労組から団体交渉の手紙が来たら、焦らずにまずはご連絡ください。労働問題、団体交渉の解決に向け、全力で支援いたします。

ユニオン・労働組合対策事務局

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団交の申し入れが来たら

団交の申し入れが来たら

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1.すぐに応じない

ユニオンから団体交渉の通知が来たら、まずやることは「すぐに応じない」ことです。特に合同労組の場合、最初の対応が最も大切です。場所、時間、人数、方法等、最初のやり方がルールになってしまいます。

熟慮することはく、通知書に書いてある日時・場所に行くことは避けてください。そもそも団交しなければならない団体なのか、団交しなければならない事案なのか、等を検討してください。

「団交の通知書の期日には諸般の事情で応じることはできません。○月○日までに文章にて回答いたします」とFAXをしておいてください。

2.ルールを決める

団交に応じることになったら、まずは当社のルールを決めてください。
相手の要求に応じないとすぐに「団交拒否だ、不当労働で訴える」とユニオンが言いますが、相手の要求どおりにしないことが団交拒否ではありません。あくまでも交渉ですから、相手の要求とこちらの要求を出し合って、折り合いのつくところで行えば良いのです。もちろん1年後のような法外の回答が×であることは書くまでもありません。

以下おもなルールを書いておきます。

  1. 連絡の方法
    ユニオンはよく電話をかけてきますが、よほどの緊急性がない限りはFAXやメール、郵便等での方法にしましょう。文章による回答で団体交渉に至らないケースもあります。
     
  2. 場所
    団体交渉は労使が対等の立場で話あう場ですから、相手の事務所に行くのも、社内で行うこともやめましょう。企業内組合であれば社内会議室という選択肢もあるでしょうが、合同労組の場合は全く別です。社内で行うことのディメリットは計り知れません。
    相手の事務所にいった場合には大人数に取り囲まれて言葉尻を取られた等、不利になる要素がたくさんあります。

     
  3. 人数
    こちらの人数を示すとともに相手にも同数の人数を要求しましょう。
    こちらから見たら不明な人間が来るケースがよくありますが、条件が違うということで拒否することもできるでしょう。

     
  4. 署名
    ユニオンが署名を求めてくるケースがよくありますが、拒否しましょう。ただの議事録だということで署名を求めるケースもありますが、わからない書類に署名することはやめましょう。社内で検討のうえ回答をするで充分誠実な対応といえるでしょう。
     
  5. 録音
    録音は相手がするということであればする、しないのであればする必要ないでしょう。
    ただし、必ず誰かを書記にしてなるべく詳しい議事録を残しておくことが大事です。
3.理不尽な要求はつっぱねる

特に合同労組の場合、無理難題をつきつけるケースが少なくありません。それが意図的か会社の状況や事案の内容がよくわからないか等はありますが。

団体交渉は誠実に交渉する義務はありますが、これがどんな要求にも応えることとは違います。明らかにおかしいと思われる要求に関してはつっぱねる意志も必要です。
最初にへんな妥協をしてしまうととことんつっこまれることにもなりかねません。

この場合、交渉事案の法的な位置づけや、ユニオンが今後合法非合法含めてどんなことをしてくるか、自社にとって何がポイントになるか等を吟味したうえでの、高等戦術にはなります。

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