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労働条件の変更をきっかけに外部ユニオンの分会ができ、
ストライキまで発展した

概要

会社:清掃・警備業C社 従業員45名

1年前に労働条件の変更を告げたところ、日ごろ不満を持つ3人の従業員が他の従業員を誘って外部ユニオンに加入、14名が加入して外部ユニオンの分会ができた。
その後団体交渉によりたび重なる要求をしてきて、ストライキまで発展した。

経緯

C社の取引先から契約内容の変更の要請があり、それに対応するためアルバイトの採用と賃金体系の変更を告げたが、それをきっかけに14人の従業員が外部ユニオンに加入、団体交渉により労働条件の変更を受け入れないことを主張してきた。また、深夜手当の未払いを指摘され、会社は多少色を付けた回答をすれば軟化すると思い、150万円の主張に対して200万円を支払った。

これをきっかけに要求がエスカレートしてきて、3か月ごとの賃上げ要求、ボーナスの過度金額の要求等があり、会社が経営悪化を理由に却下したところ、ストライキを決行した。その時は1日であり役員総出、同業者からの応援、派遣社員の活用等で何とか乗り切った。その後の団体交渉による過度な要求を却下したところ、今度は無期限ストライキを通告してきた。

会社はあまり積極的でない組合員数名に対してストライキ中は賃金は支払われないこと、会社としてもそれなりの覚悟はあること、等を説明したところ当日は組合員全員が出勤してきて普通に業務は行われた。

顛末

今だ労働条件の変更は実行できておらず、団体交渉の要求も行われている。
会社としては取引先から単価をダウンされており、賃上げはおろか賃下げをしなければ継続できない状況においこまれつつある。ただ当初はユニオンの言いなりになっていたが、団体交渉やストライキ等においても断固としてた態度での対応を続けているので、積極的でない約半数の組合員は会社に対して協力的になってきている。
労働条件の変更も話ができる状態にはなった。

ポイント

当初会社がユニオン対応が初めてだったので何でも言いなりになってしまい、要求を上回る条件の回答をしたため、ユニオンの活動が勢いづいてしまい、上げた手を下せない状態になってしまったことが大きい。
また、会社は儲かっているのではと誤解が生じてしまったらしい。

ユニオン対応は異常時であり通常の労務管理とは分けて考えないといけない。

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