ユニオン (労働組合)・合同労組から団体交渉の手紙が来たら、焦らずにまずはご連絡ください。労働問題、団体交渉の解決に向け、全力で支援いたします。

ユニオン・労働組合対策事務局

〒231-0012 横浜市中区相生町6-104-6F

残業対策の本質面(残業を減らすには)

残業時間への考え方は非常にナイーヴな問題です。

おそらく欧米であれば残業ゼロ=グッドということになるのでしょうが、日本の場合そうはいかないようです。
「残業をしていると会社に対する忠誠心が高そう」「残業はきっといいことだ」
こんな感情を廃することから始まりそうです。

1.トップの決断

何といっても残業を減らすには、トップの決断です。

本気で

残業は悪いこと → 残業を減らす → スキームつくり → 実行

といったマネジメントができるかどうかです。
何かあったときに「何で残業をしてでも対応しなかったのか」の一言ですべてがこわれます。それだけに難しいことではありますが、時代的にはこの残業削減は何としてもやらなくてはならない経営課題になりそうです。

2.残業分析

残業が多いことは

  1. 仕事の絶対量が多すぎる
  2. 仕事の仕方に問題がある
  3. モチベーションが下がっている
  4. 会社の残業管理に問題がある

等の要因があげられます。
残業を分析して、どこに問題があるのか、その原因は何か、とことん問題を掘り下げることが重要です。

3.絶え間ない業務改善

根本的には残業を減らすには生産性を上げることです。
そのためには「成果を上げる仕事のプロセス」を常に問い、改善を繰り返すことです。
現場に近い人ほど回答をもっている可能性が高いかもしれません。

4.仕組みつくり

残業が減らない大きな原因に社員が帰りたがらない、ということがあります。
「残業をしたほうが上司の覚えが良くなる」「残業手当てがつく」「会社に遅くまでいることが習慣化している」などです。
これらの要因の残業を減らすには、仕事が遅い人を低く評価する(短時間で成果を上げる人が高く評価される)人事制度、上司が率先して残業をしない、残業代が減ったらその分を給与や賞与に反映させる、等のしくみが必要です。

5.サービス業の残業問題

サービス業の場合、顧客への対応や競合との対抗上どうしても労働時間が長くなりがちです。この場合、「いかに残業を減らす」から「いかに生産性を上げるか」の発想が有効です。
粗利益を働いた人すべての労働時間で割る「人時生産性」を徹底的に管理して、売上動向、それに応じたシフト管理、常なる業務改善、これらをサイクル化することにより、結果として残業は減ります。

6.最後に

残業を減らすということは、生産性を上げることです。だらだら残業はいうまでもありませんが、通常の仕事に関しても、頭と体を2倍も3倍も使う、楽しくもつらい闘いともいえます。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら

045-264-8255

FAX:045-264-8256

事務所紹介

ユニオン・労働組合対策事務局

〒231-0012 横浜市中区相生町6-104

主な業務地域

神奈川県横浜市・川崎市・
東京都・埼玉県・千葉県・
その他近隣都道府県

ご連絡先はこちら

045-264-8255

045-264-8256

代表の南雲哲男です。
労働組合対策を経営者側にたって支援いたします。
今すぐご相談を!!

代表者ごあいさつはこちら

事務所紹介はこちら